実例をこれから発表しますが、リフォーム写真はオーナー自身やその生活が写真に写り込んでしまいます。そのため使用できる写真の枚数が限られてきます。もっと詳しいディティールがお知りになりたい方はご連絡ください。当方の事務所にて工事アルバムが閲覧できます。
〔施工例〕エコハウス西の風

旧事務所(構造:鉄骨造+補強ブロック造)の木部部分がイエシロアリにやられてしまい、隣棟の車庫棟を「オフィス+モデルハウス」にコンバージョン(用途転換)しようと考え企画したものです。
旧車庫棟は、1Fを車庫に2Fを社長室として利用していました。そこで1Fをオフィス、2Fを住宅仕様として、顧客の皆様のニーズに対しての情報伝達のサービス空間として機能させようと思いました。
旧事務所の平面は、中庭形式でカタカナの「ロの字型プラン」を採用されていました。この「中庭」と「機械室」と「外壁の半分」を取り込んで来客用の駐車スペースとしました。敷地の中に、この部分を中心にして「倉庫」と「エコハウス西の風」がL字型の配置になっています。その諸々をランドスケープデザイナーの中山寛氏が修景を含めて樹木やオブジェでデザインしてくれました。オブジェはカリスマ左官・原田進氏の手によるもので、バーベキューテーブル・塀・池の縁取りなどがクレイワークとして展開されています。その他ディティールは写真説明にゆずります。
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〔施工例〕T邸

T邸はいわゆる「民家再生」の案件といえるでしょう。
「民家再生」とは文化財の「復元」とは違い、伝統的な民家という器の中に現代の生き生きとした生活をもりつける事だと考えます。言い方を変えれば『伝統的な日本の文化を肌で感じながら現代生活を送れる場』とも言えます。
T邸は昭和初期の物件で築80年程度のものと考えられます。そしてリフォームするまで十数年間、人がそこで生活されていなかったのです。 現代生活から見て民家の欠点はどのようなものがあるでしょうか?
- 1) 建具で仕切られるため開放性はあるが、独立性は少ない。
- 2) 基礎が石場建なので集中荷重が掛かった時、不同沈下が起こりやすく床の
水平が狂い建具の建付が悪くなる。 - 3) プランは客間が優先されていて、家族用の空間が犠牲になっている。
- 4) 電気設備、給排水設備などが現代生活にそぐわない。
- 5) 開放的で通風がきいているので夏は涼しいが、断熱性が低いので冬寒い。
コストがタイトだったため、水平を保つための家揚工事はできなかったが、建具、敷居、鴨居を調整して不陸を整正しています。パブリックとファミリーのゾーニングをきっちりするために最小限の壁を増設しました。
パブリックゾーンに当たる和室群は造作・家具・指物の程度がよかったので、露出していた電気配線を壁の中に隠し、素朴な「わらじゅらく」の左官壁仕上としています。
一方がファミリーゾーンに当たるLDKは16帖大のコンパクトなスペースになるので、ジャイアントテーブルを中央に置き「しつらえ」を考慮に入れて造りつけの家具で対応しました。
ファミリーゾーンは家の北東部に当たりやや暗いので昼光を利用するためトップライトを採用しています。温熱環境の整備のため、階段は独立性を高め、三周に廻っている廊下をよりよいバッファーゾーンと位置づけるために建築的な試行を行なっています。
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〔施工例〕Y邸

この案件のオーナーは女性の単身者で、1FにLDK+和室(寝室)+水廻りをコンパクトにまとめたリノベーションです。
Y邸では、アイランド型キッチン・バスコートなど女性らしい試みが取り入れられています。またオーナーの趣味が「民芸調~アールデコ調」を指向しており、LDK・和室において、自然素材を使ったデザインでそのような雰囲気を出すよう努めています。
アイランド型キッチンは指物大工によるキッチンカウンター躯体や左官造作のタイル天板など手づくりにより製作されています。
シンクは、メーカー特注で食器洗機はドイツ製とややゼイタクではあります。
バスコートは浴室に面した庭のような空間をそう呼びます。旧来の浴室はリビングと隣どうしで柱が白蟻の蝕害を受けていました。そこでドライエリアとしてバスコートをはさみこむことで浴室の湿気がリビングまで廻らないように腐心しています。
その他ディティールは写真・図面をご覧下さい。
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