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西村敏彦のほらふき・ドンドン

カシコイ住まい手をめざして第3回

洗面空間がナヤマシイ
 最近の日本語は「悩みが深い」ことをナヤマシイというらしい。仇や色っぽさがナヤマシイという意味ではなかったのか?当然「仇や色っぽさ」=セクシーという事で、このように表現した方が当節わかりやすいのかなあ?
 さて、洗面空間である。今までのスタンダードは1坪の浴室に1坪の「洗面脱衣室」、「洗面脱衣室」には洗濯機と洗面化粧台というパターンが多かった。しかし、「洗面脱衣室」を「パウダールーム」にしようとする風潮(TOTOやINAXが後押しをしているのかしらん)が出てきてナヤマシイ問題が出てきている。もともとパウダールームとは欧米の邸宅で主寝室に設置されてるバスルームに付属しているもので、ビデやドレッサーなどがあって、それこそ「なやましい」空間なのである。1960年代のアメリカのホームドラマ「パパは何でも知っている」「ビーバーちゃん」などを思い出してみると子供室にもシャワールームなどがついていてうらやましかったのを覚えている。欧米の浴室廻はプライベートゾーンに属していて、日本のようにリビングルームやダイニングルームなどのパブリックゾーンに属していない。このことを勘違いすると、いかにも日本的な<混乱>がおきてくる。
例えばこんな風に・・・。
 少し広め(3帖程度)のパウダールームには瀟洒なマーブルの洗面化粧台(L=1200)にオシャレなドラム式洗濯機。多機能のユニットバス(1坪)には暖房乾燥換気扇がついている。・・・さて生活が始まると・・・雨が続く日にはユニットバスが洗濯物干場になる。そうすると下着類やタオル類が「パウダールーム」に整理されることになり、整理ダンスが持ち込まれる。更に化粧品の類が鏡の前に所せましとハブラシなどと一緒におかれることとなり・・・「パウダールーム」は「洗面脱衣室」へと早変わりしてしまう・・・トホホ・・・。
じゅあどうすればいいのでしょうか。この際、浴室横は「洗面脱衣室」と割り切ってしまうことです。予算が許せば「主寝室」の隣に1帖大のパウダールームを作りドレッサー兼用の洗面台をオーダーすればgооdです。予算がタイトな時、寝室群が2階にあることが多いので、2階の廊下や階段脇の片隅に洗面コーナーをつくり、そこを「パウダールーム」化することです。女系家族にはオススメです。腰掛式の洗面化粧台もあるので、そういう住器を上手に使うとカシコイ!!といことになります。

 

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