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西村敏彦のほらふき・ドンドン

カシコイ住まい手をめざして第5回

防犯がナヤマシイ
 最近、闖入者による侵入盗・侵入強盗が増えている。1998年には12.4万件であったものが2003年には19万件とわずか5年間の間に約1.5倍になっている。日本は「水と安全はタダの国」から「セルフガードの時代」に入ったと言える。こういった事情から性能表示制度でも「防犯性能」の表示が加わるらしい。
 住宅において住まい手の財産や住まい手に悪影響を及ぼす外的要因として、地震・台風・などの自然災害のほか火災・シロアリ・侵入盗などが挙げられます。こうした住宅が(住まい手)が直面する外的リスクにおいて侵入盗被害は他のリスクに比べ5〜6倍高いと考えられています。新興住宅地に限っていえばそのリスクはより高くなってくると推測されます。侵入盗被害は「脱都会化」の傾向も示しており、全国的に際立った地域性はみられません。
 さて住宅の問題です。「絶対に侵入されない家」を設計することは、凶悪化の一途をたどる「組織化された窃盗団」が存在する現実からみて不可能なことです。しかし 防犯に配慮した住宅 住まい手の防犯意識 の集合体であるコミュニティが三位一体となれば侵入盗のリスクを大きく低減させることができるはずです。
に対しては開口部のガラスや施錠に対して物理的な性能をアップさせること。ねらわれにくい家づくりのキーワードは<人目><時間><音><光>と言われていますが、それを考慮した家を設計した上で外構計画でも侵入者が隠れにくい「適度に見渡しのよい」外構計画というのも必要である。
に対してはホームセキュリティシステムを導入することで侵入盗被害を抑制することは間違いないところですが、手入れのいきとどいた庭や掃除のされている住宅は侵入盗が少ないというデータがあるそうです。
は地域活動を通じて近隣とのコミュニケーションをよくするということで、これが一番大切な事であると思います。これから宅地を探すという方は新興住宅地よりも既にコミュニティの出来上がっていつ所を当たって見るといいかもしれません。
「これだけやればバッチリ!!」というものがないのは何事もそうですが、上手にバランスよく三位一体の対策をたててやることが防犯に対して有効だと思われます。

 

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