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西村敏彦のほらふき・ドンドン

引っ越します
 私たちは現在マンション住まいです。1996年『もりの家』の家づくりを始めたことにより、営業エリアが筑後一円に広がりました。旧久留米市内に『もりの家』のモデルハウスを建て、そこを住まいと久留米事務所にするというのが理想ですが、その頃は義父が健在で工務店の経営にタッチしていない私たちにできることは自分の資金で中古マンションの競売物件を購入し、エコリフォームするということでした。1998年マンションのエコリフォームモデルとして「エコリビング・西の風」をオープンし、そこを住まい兼ショールームとして使ってきました。
現在の田主丸の事務所は2003年に住居併用の形でエコリフォームしました。近くに独居している義母のこともあり、将来は田主丸へ帰ることを予定してのことでした。義母が元気なこともあり、帰るのはまだまだ先だと思っていましたが、事務員さんから介護の仕事をしたいので3月で退職したいという申し出があり、大きく予定が狂ってしまいました。事務員さんからの申し出を聞いて最初に思ったことは『どん』のことでした。事務所で警備犬として柴犬を飼っています。事務員さんが大の動物好きで、しかも自宅が徒歩数分ということもあり、私たちが事務所へ行けない休日の世話を頼んでいました。それができなくなるとすれば、私たちが田主丸の事務所に住むしかなく、引越しすることを決めました。
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 ショールームとしてスタートした頃は物も少なく、見学に来られた人から「本当に住んでいるのですか」と質問されたものですが、丸9年暮らしていると物が随分増えてしまいました。引越しを契機に物を処分しようと少しずつ片づけを始めています。まず本棚以外にも溢れてしまった本を、本当に好きな作家の本と何度も読み返している本とそれ以外の本を分けていき、古本屋さんへ持ち込みました。次に手をつけた衣類の整理を終えたので、今度はキッチン廻りをと思っています。器が好きで集まってきてしまった陶磁器の処分に頭を痛めています。自分で作った陶器など稚拙で使うことも皆無なので処分した方がいいのはわかっているのですが・・・。生活する上で本当に必要な物は少ないということも頭では理解しているし、物を所有しないでシンプルに暮らすというのは私のあこがれですが、その実現はむずかしいようです。
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 マンションはもともと断熱性・気密性にすぐれています。唯一の弱点であるサッシのガラスを真空ペアガラスに入れ替えて克服しています。自然素材のショールームとして内装の床は杉の無垢材、壁・天井は珪藻土入り藁入洛、布クロス、紙クロス、呼吸するタイルなど多用しています。和室は縁なしの琉球畳で壁は和紙張りです。玄関には無垢材を使った通風ドア、ベランダには米杉のウッドデッキもあります。マンションですが、室内は『もりの家』そのもので、本当に気持ちの良い住まいです。私たちが引っ越しした後は賃貸したいと思っています。できたら、自然素材が好きで、エコリフォームの価値がわかってくださる方に住んで欲しいと思っています。希望の方は連絡ください!!
 

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