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西村敏彦のほらふき・ドンドン
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| 「林住期」の建築観−何よりも「カオス」を愛す | ||||
私は来年(2009年)3月で満55歳を迎える。五木寛之氏が言うように、55歳以降を「林住期」と称して仕事をシフトダウンするのも悪いことではあるまい。思えば「工務店」の三代目として生まれ、家業を嫌い「土木」に曲がったものの結婚を期にブーメランのように「建築」へ戻ってきてしまった。いわゆる修行時代が短くて、29歳で二部の建築学科に学士入学し、昼は設計事務所、夜は大学と言う日々が32歳まで続いた。普通はたっぷりとある"モラトリアム"の時間に建築的教養を深めて、自分のアイドルである建築家(それもコルビジェだのライトだのカーンだのというオーソドックス建築家)に傾斜してゆくものである。私の場合は少し変わっていた。
林住期を迎える私としては初発の『倭風』という所にかえり、縁ある人々とボチボチと仕事をやってゆきたいものだと考えている。 |
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