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『もりの家』の弟分オープン&フラット工法でつくる 『自 遊 空 間』
『もりの家』の弟分
オープン&フラット工法でつくる
『自 遊 空 間』
安くてもいい家が欲しい
安全な家が欲しい
環境に配慮した家が欲しい
丈夫な家が欲しい
可変性のある部屋がいい
明るくて、開放感がある家がいい
個室部屋ではなく、目的のある空間でいい
☆私たちはこんな思いでつくりました!!
私たちは1997年に“西の風だより”でエコハウス『もりの家』のコンセプトをあきらかにして以来、私たちの家づくりに賛同してくださるオーナーとともに『もりの家』をつくり続けてきました。ただ、『もりの家』が真の意味での注文住宅であることと『もりの家』が木をふんだんに使用した木造在来工法であり、『もりの家』の特殊性―例えば、防蟻処理をしないため基礎高が高いなどがあり、坪単価でいうと50万円を切ることができませんでした。そういう状況の中でコストの面で私たちとの家づくりを断念される方々がいらっしゃいました。そういう方々にも応えていきたいという思いを形にしたのが、今回提案させていただくオープン&フラット工法のプロトタイプ『自遊空間』です。
☆スケルトン&インフィルという言葉を聞いたことがありますか?
「スケルトン」とは建築物の骨組、主要構造体をさし、専門的には構造躯体といわれています。また「インフィル」とはスケルトンによって囲まれ、確保された住宅内部における空間、間取り、内装、設備を指しており、住宅内部全体であり、設備まで含めたインテリア全体といってよいのではないでしょうか。「スケルトン・インフィルシステム」とはスケルトンとインフィルを別々に分けた住宅づくりのシステムです。
まず、構造躯体(スケルトン)をつくり、次に内部に住む人が望む暮らし方、住まい方にぴったりの間取り、内装、設備など(インフィル)をつくる事です。住人のライフスタイルや家族構成の変化に合わせて、間取りや内装を変化したい時には、より自由に安易にリフォームできるシステムです。
☆『自遊空間』オープン&フラット工法って?
木造軸組工法は新築時のプランによる各小部屋の土台・柱・梁による集合構造体で構成(骨組み)されています。言い換えれば、構造躯体「スケルトン」と「インフィル」と一体になった工法です。オープン&フラット工法は構造躯体「スケルトン」が間取りなどの「インフィル」から独立しています。例えばマンションの各戸はコンクリートに囲まれた大きな箱で、その内部を構成する各小部屋の壁は構造とは関係なく間仕切りとして作られています。この大きな箱(スケルトン)を九州の木を使って造るのが『自遊空間』オープン&フラット工法です。
大きな特徴としては、
九州の木を用いて構造性能(最高レベルの耐震等級3)を基準に構造計算された構造体になっていること。
作業性や現場産廃の削減等によるトータルコストが低減でローコストの家づくりが可能となること。
断熱性・気密性能にも優れていること。などがあります。また、環境にも配慮した躯体「スケルトン」だとも言えます。
『自 遊 空 間』
私たちはエコハウス『もりの家』を「再生可能な天然資源をできる限りそのまま使い、廃棄する時にも環境負荷が少なく、生活することで病気にならず、我が国の自然環境に合った長持ちする住宅」と定義し、具体的には以下のような基本方針を定めて家づくりをしてきました。
化学物質の使用を極力抑え、室内空気汚染を最小限にとどめた住宅
カビ・ダニが発生しにくい構法を取り入れた住宅
気候風土や立地条件を考慮した住宅
耐久性・耐震性・断熱性を考慮した住宅
廃棄された時、環境に悪影響をおよばしにくい住宅
なるべく国産材(後背地の山でとれた木材)を使用した住宅
(但し、現地の環境を著しく乱し、森林破壊を招いたり、薬剤処理されたものでなければ外材の使用も可)
『自遊空間』もこの基本方針に沿って、家づくりをしていきます。
☆『自遊空間』と『もりの家』ってどこが違うの?
家が完成してしまえば、『もりの家』とどこが違うのかわからないと思います。高い基礎高、自然素材を多用した内装、無垢の杉板を使った造作家具など『もりの家』と同じですが、健康より環境に軸足を移した家づくりといえます。以下違いを述べます。
【利点】オープン&フラット工法により
コストダウンが可能に←安価
九州の木を用いて構造性能(耐震性能3)を基準に構造設計←耐震性アップ
高断熱・高気密仕様も容易に←気密性アップ
広い空間が可能に
将来、間取り変更が自由に安価にできる
【欠点】オープン&フラット工法では
構造上、床に下張りとして構造用合板を使用しなければなりません。九州の木の針葉樹合板(F☆☆☆☆)を使用しますが、ご家族に化学物質過敏症、ひどいアレルギーのおられる方にはお奨めできません。
真の意味での注文住宅ではないため、家の形やプランが制限される。
平屋の場合は割高になる。
合板の使用について私たちはこう考えます
オープン&フラット工法でつくる『自遊空間』では、九州の地域木材でフレームを作り、その間にパネルを張り、耐震等級の高いスケルトンを作り上げます。だから、構造の安全を担保するために、内部の1階と2階の床の下地、外皮の屋根、壁の下地には合板をつかうことが不可欠になってきます。
合板使用に関しては
外国原料産地の森林破壊の問題と
室内空気質に関しての接着剤の問題があります。
に関しては、国産杉をできるだけ活用する方向で考えた時、国産杉構造用合板を使用することが<環境的な>家づくりにつながっていきます。国産杉構造用合板は直径160mm〜600mmの間伐材や黒芯材や曲がり材などを原料として受け入れて、それをスライスしたものを市松状に重ねて接着剤でかためてつくります。間伐材を原料に使うことで、山側に雇用が確保され、山では間伐が進み、森林の維持管理ができるようになり、地球にとっても二酸化炭素の固定が持続することになります。
『自遊空間』の1階、2階の床は厚さ28oの国産杉構造用剛合板(通称ネダノン)を使用します。文字どおり根太なしで使用し、その上に杉の無垢の縁甲板を張っていきます。外皮の下地に使う構造用合板は原料のラーチ材を輸入し国内の工場で作ったもので、国産杉構造用合板には2700mmの長さがある長尺物の規格がなく、仕方なくラーチ材構造用合板を使用しています。将来、長さが2700mmの国産杉構造用合板の規格でき次第、外皮の下地に使う合板も国産杉構造用合板を使っていこうと思っています。
については、使用部位が下地であることや水性ビニルウレタン製の接着剤を使用している(F☆☆☆☆規格)ことで、化学物質過敏症やひどいアレルギーを持っている方以外に対してはクリアーできると思います。
シックハウス対策は計画換気が大切!!
シックハウスにしないための基本は材料選びにあり、「モトを絶つ」という発想で材料選びをすることは大切です。実際に『もりの家』ではそういう発想で家づくりをしていますが、完全なものは難しいし、より良い空気質のためにも換気するということは必要です。オープン&フラット工法でつくる『自遊空間』では内部の1階、2階の床の下地にF☆☆☆☆仕様とはいえ、合板を張らなくてはなりません。より一層の正しい計画換気と住み手が換気を意識して生活することが必要です。2003年の建築基準法改正で「居室(居間や寝室)においては2時間に1回空気が入れ替わるような換気設備をつけること」と定められました。一般には「24時間換気」とか呼ばれています。住み手が換気を意識して生活すると言うのは「省エネと称して、換気設備のスイッチを切るのはやめよう」という程度なのですが・・・。
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