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野池政宏のこらこらコラム
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| 「環境主義住宅を解く」第42回 |
シロアリの話も前回でオシマイ。どんどん内容はディープになっていくが、今回からは「エネルギー」について書いていこうと思う。この連載の最初の頃には「省エネ」とか「CO2排出削減」と住まいとの関係について書いた。そこでは家づくりに直結するような具体的な事柄を挙げてみたが、今回はもう少し掘り下げていく。 いまの時代は「動かすもの」「運ぶもの」「熱を加えるもの」などが非常に多くなっている。これは、「より便利なものを」と追いかけてきた結果のことだ。ずっと昔は木や油(動物油、植物油)を燃やすことでコト足りたのに、いまではそうはいかない。 そんな時代を経て、原油の枯渇がいよいよ現実味を帯びてきたとともに、CO2による地球温暖化が世界的な大問題となってきた。地球の、そして人類の歴史から見れば極めて短い「化石燃料の時代」は終焉を迎えつつある。 今年になって、国が新たな長期エネルギー需給見通しを発表した。これによると、相当に省エネが進んだと想定されるケースで、2030年には次のような1次エネルギーの供給割合となっている。 石油:35%、LPG:3%、石炭:18%、天然ガス:14%、原子力:19%、水力;4%、地熱:0%、新エネルギー等7% この割合は現状と比べ、劇的に変化してはいない。これに対し、ドイツでは2020年までに新エネルギー(再生可能エネルギー)の割合を20%以上にすること、また2050年までに50%以上にすることを目標にしている。地理的な条件の違いはあるものの、この取り組みの差はどういうことだろうか?果たしてこれでよいのだろうか? |
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