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| −「いなかぐらし」への誘い− K.Y 邸 |
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K夫妻は海外青年協力隊を体験され、結ばれたおふたりです。ご主人は日田林業で山の仕事をやっておられ、奥様は忙しい教職のかたわら畑仕事を趣味とされているエコロジー志向の強いおふたりです。 最初、広川の170坪の敷地を訪れ「広い敷地ですね」とつぶやいた時、「畑仕事をやりたいんです」と言われたことを思い出します。その時「帰農者の家」というイメージがうかんできました。広川の里に住まい、広めの庭で日々のくらしに足る分の家庭菜園をいとなみ、「週末のスローライフ」を楽しめる家。やがておとずれるリタイヤの日々は「晴耕雨読」の日々・・・。ハイカラな「帰農者の家」の家型として、山小屋風の家型を選択しました。家族全体で台所仕事をやるということでキッチンが生活の前面 に出てきています。床の間の開口部・掘りごたつ・食卓は同じ軸線上にあり、居室のすべては南面 しており、生活の姿と家庭菜園がウッドデッキを界して対面しています。 |
| 食卓は吹き抜けを通して子供部屋と「気配の感じられる」位 置にあり、家事を家族全体で「生産」する家となるように腐心しました。私たちは吹き抜けを作る時は暖房設備をセットにして考えていますが、今回予算の都合上見送られています。
先に紹介したようにご主人は日田林業で働く山幸彦です。「予算がきついのでどうにかならん?同じ山の仲間の家だから・・・」と別 の山幸彦に相談した所、構造材を出してくれたトライウッド、杉板を出してくれた横尾木工所がKさんのためにとガンバッテくれました。横尾さんは燻煙材の研究に今熱心に取り組んでいらっしゃいますが、床の42mmの厚板は燻煙処理材を使用しています。
燻煙材は古くからある防腐のやり方で、木をいぶして作るものです。木の中のリグニンが燻煙によって別 の物質に変化し、材の性質をグレードアップさせるものです。 このように山の仲間の友情によりKさん家はたちました。 |
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K.Y邸の見どころ
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「もりの家」では吹き抜けは暖房計画とセットで考えるという立場をとっています。予算がきびしいため暖房計画のないまま、「もりの家」では初めての3畳大の吹き抜け作ってしまいました。この吹き抜けをめぐって、奥様と西村との激しいバトルがあり、「寒い」とは言わないという奥様の言葉もあり、西村が折れる形になりました。 |
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・「もりの家」では初の3畳大の吹き抜け手すりのデザイン スポットライト ・自然素材を多用した内装燻煙処理した厚さ42・の無垢の杉板の床壁は布クロス、紙クロス、無垢の杉板天井は無垢の杉板 ・和紙いりポリカ板を使用した建具 ・ウッドデッキ |
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・温熱環境に配慮し、ペアガラスや断熱材は次世代省エネ基準クリアー ・環境(田園風景)を意識した外観 ・バリアフリーを考慮 段差の無い床 洗面脱衣には暖房付換気扇 ・リビングには掘りコタツ(コストを考え、コタツは市販品利用) ・キッチン作業台を兼ねた収納付きダイニングテーブル ・床の間の雪見障子 ・自然畳 ・暗くなりがちな玄関には天窓 |
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・使用目的に合わせた広い収納スペース玄関ホールわき納戸
キッチンに続く食品庫 階段下を利用したリビングのクローク ・勝手口には泥付き野菜などを洗う下流しを |
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| 先日、広い庭に畑の土が運び込まれ、早速、ご家族総出(クワを持つ姿が様になっているの)で耕しておられました。その広さは家庭菜園というよりは「畑」です。 |
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オーナー紹介にかえて オーナーK.Yさんが書いてくださった家づくり体験記です。
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夢が形になる過程を楽しみ、これからも夢を広げていけそうです。ありがとう!!
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| 「もりの家」に初めて出合ったとき、我が家は土地探しの真っ最中でした。 グリーンコープの「もりの家」見学会のチラシに目が止まり・・・・、近い将来、家を建てたい、でもその時、どこに頼もうか・・・・と土地もないのに先のことを考えている時のことでした。とりあえず見に行ったものの、見学会終了間際の時間帯に行き、どこをどう見ていいかもわからず、間取りばかり気になって、とにかく“木をたくさん使った家だな”というのが第一印象でした。 2回目は、エコハウスセミナーと構造見学会に参加し、「もりの家」の耐久性の実際を見て、「えらく熱心で率直な建築屋さんだなあ。」と感じました。その夜、夫にそのことを話すと、「もしかしたら、その西村さんなら知っているかもしれない。」と。大分での林業関係の研修会にいて相当印象に残っている人だったらしい。運良く土地が数ヶ月後に見つかり(この土地もいちど西村夫妻に見てもらう)、夫は「西村さんなら大丈夫だろう」と、結構こだわる性格の夫がすんなり承諾し、「もりの家」にしよう!と決まってしまった。 さあ、それから苦難の道が始まりました。打ち合わせは“ローコストの家を目指せ”を掲げて、西村さんとバトルの日々・・「お施主さんの希望から余計なものをどう削ぎ落としていくか、どう優先順位 をつけていくかが私達の役目です。」と第1回目に言われ、私が10数年来思い描いてきた夢の我が家から遠ざかっていくようで、正直言って途中、挫折しかかりましたが(でも、これかあったからこそ、西村さんへの信頼が高まりました。)、「うちは、注文住宅ですから。」という言葉に挽きつけられ、踏みとどまりました。 夫は国産材を使うことと真壁にこだわり、家のつくりについては「和室に縁側が欲しい。」という以外は特になし。私はのびのびとした明るくて居心地のいい家(細部にわたって希望だらけ・・・・)子どもたち(小5と小2の男の子)は「絶対2階だてだよ!」という希望でした。地鎮祭から始まり、基礎工事、棟上げ、木工事とどの過程でも少しずつ夢が形になっていくことを、いつもわくわくしながら毎週末見てきました。家族全員でできるまでの過程を楽しませてもらい、とても満足しています。そして、そこらのハウスメーカーと違い、家のあちこちに大工さん達の思い入れが感じられ、木の温もりもさることながら、家全体に職人さんの“気”が込められています。本当に愛着をもって住める家になりました。家づくりに関わってくださったすべての方々、本当にありがとうございます。 さて、夢の実現・達成度(家族全員というより、私個人としてです。)は8割ほどでしょうか。あと、2割の5分は諦めて捨てた部分、残り1割5分は変更可能な部分であったり、これからの生活の中で実現していきたいと思っています。 「もりの家」にふさわしい暮らしをしたいものです。 最後に、西村さん、いいたいことは言い納得しないと前に進まない扱いにくい施主とつきあってくださりありとうございました。これからも熱い思いを持ち続けて「もりの家」づくりをしてください。 |
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上棟 10月4日、晴天にも恵まれ上棟が行なわれました。8時前に棟梁と現場監督の2人が土台の四隅にイリコと塩を置き、清酒で清め、工事が始まりました。カメラとビデオを手にしたご夫妻は熱心に建てまえの様子を見ておられました。ご主人は「プレカットではなく、手刻み(技術のある大工さんの手仕事というイメージ)であることが嬉しい」と奥様は「いくら見ていても見飽きない、楽しい」と言っておられました。2人の子供たちは木っ端をカッターで削って刀を作って、ちゃんばらごっこに興じたり、敷地の前の用水路で小魚を取ったり、元気に遊んでいました。長い時間、Kさんご一家とご一緒したことで、お話もたくさん聞けて、Kさんご一家のことをより身近に感じることができました。 |
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